導入ガイド¶
製品管理サイトの利用にあたり必要な初期設定について説明します。
初期設定が完了しましたら、製品管理サイトの利用を開始できます。
※ガイド中の画⾯はガイド作成時点のものであり、変更される場合があります。
アクセス許可¶
製品管理サイトを利用するための初期設定を行います。
初期設定は、Microsoft 365グローバル管理者権限を付与されたアカウントで、初回に1度のみ実施する必要があります。
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グローバル管理者アカウントで、製品管理サイトにアクセスします。
https://portal.bbsonlineservices.net/oauth -
メールアドレスとパスワードを入力し、サインインします。
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製品管理サイトを利用するためのアクセス許可が要求されます。
「組織の代理として同意する」設定を有効にして、「承諾」ボタンをクリックします。
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製品管理サイトにサインインできれば、操作は完了です。
Microsoft Entra(旧:Azure AD)の設定変更¶
製品管理サイトの利用ユーザーを指定するため、Microsoft Entra(旧:Azure AD)の設定を変更します。
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グローバル管理者権限を付与されたアカウントで、Azureポータルに接続します。
https://portal.azure.com/ -
「Azureサービス」のメニューから「Microsoft Entra ID」をクリックします。
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左メニューから「エンタープライズアプリケーション」をクリックします。
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アプリケーション一覧から「ManagementSite」をクリックします。
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左メニューから「プロパティ」をクリックします。
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「割り当てが必要ですか?」の設定を「はい」に変更し、「保存」をクリックします。
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続いて、製品管理サイトを利用するユーザーを設定します。
左メニューから「ユーザーとグループ」をクリックします。
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ユーザーとグループ画面に登録されているユーザーが、製品管理サイトに接続できます。
利用ユーザーを追加する場合は、「+ユーザーまたはグループの追加」から追加します。
※グローバル管理者権限を付与されたアカウントの他、製品管理サイトのUser画面で管理者として設定されたユーザーも、製品管理サイトを利用することができます。
詳細は「User」をご参照ください。
製品管理サイト(Classic版)からの移行¶
現行製品管理サイトから、2023年5月にリリースした新しい製品管理サイトへの移行手順について記載します。
以下2点の条件に該当するお客様が、新しい製品管理サイトをご利用頂くことができます。
(以降、新しくリリースした製品管理サイトを「製品管理サイト(Modern版)」、それまでの製品管理サイトを「製品管理サイト(Classic版)」と記述します。)
- 弊社提供のLookシリーズ製品の中で、AddressLookのみを契約している
- 現在フォーム認証を利用していて、フェデレーション認証に移行する
製品管理サイトの移行¶
- 「AddressLook Online フェデレーション設定ガイド」をご参照の上、フェデレ―ション認証を利用できるように設定を行います。
- 管理者アカウントで製品管理サイト(Classic版)にサインインし、左メニューから「User」をクリックします。
https://portal.bbsonlineservices.net -
製品管理サイト(Modern版)ではフォーム認証が利用できません。
Authentication Typeが「FORM認証」に設定されている管理ユーザーの「編集」をクリックします。
※製品管理サイト(Modern版)で利用しない管理ユーザーであれば、削除しても問題ありません。
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Authentication Typeを「フェデレーション認証」に切り替え、「更新」ボタンをクリックします。
※製品管理サイト(Modern版)に移行後、Userの編集画面で「更新」ボタンをクリックすることでも、同様にフェデレーション認証に切り替えることができます。
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Microsoft 365のグローバル管理者権限を付与されたアカウントで、製品管理サイト(Modern版)にアクセスします。
https://portal.bbsonlineservices.net/oauth -
管理者アカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、サインインします。
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製品管理サイト(Modern版)を利用するためのアクセス許可が要求されます。
「組織の代理として同意する」設定を有効にして、「承諾」ボタンをクリックします。
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製品管理サイト(Modern版)にサインインできれば、操作は完了です。
製品管理サイト(Classic版)でお使いの設定が引き継がれ、製品管理サイト(Modern版)の利用を開始することができます。
組織階層情報メンテナンスツールの移行¶
製品管理サイトの切り替えに伴い、組織階層情報メンテナンスツールも併せて最新版に移行する必要があります。
・ OAuth認証版 組織階層情報メンテナンスツールをインストールする
- AddressLookの管理者権限を付与されたアカウントで、AddressLookサーバーにサインインします。
https://www.addresslook.net/ - 「管理」タブを開き、最新のメンテナンスツール(OAuth認証版)インストールファイルをダウンロードします。
- 手順2でダウンロードしたインストールファイルから、HABMaintenanceSetup.msiを実行します。
- 画面の内容を確認しながら「次へ」ボタンを数回クリックし、インストールが完了したことを確認します。
- インストールした組織階層情報メンテナンスツールを起動して、認証を行ってください。
「サービスURL」には、以下のURLを指定してください。
https://www.addresslook.net/oauth
・ 証明書を配置する
- メンテナンスツール同様、AddressLookサーバーの「管理」タブから証明書をダウンロードします。
- ダウンロードした証明書ファイル(AddressLookConsoleCert.pfx)のパスをコピーします。
- メンテナンスツール展開先フォルダ内の以下3つのConfigファイルに対して、証明書のパスの設定を行います。
各ファイルの「key="ida:CertPath"」の「value」の値に、手順2でコピーした証明書ファイルのパスを設定してください。- HABAddressBookGroupImportToolNoConsole.exe.config
- HABAddressBookOnOffChgToolNoConsole.exe.config
- HABImportExPortToolNoConsole.exe.config
・ 信頼済みサイトを追加する
- インターネット オプションの「セキュリティ」タブにある「信頼済みサイト」に、以下4つのURLを追加してください。
- login.microsoft.com
- login.windows.net
- login.microsoftonline.com
- secure.aadcdn.microsoftonline-p.com
上記操作を実行後、組織階層情報メンテナンスツール(OAuth認証版)をご利用頂けます。