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組織階層情報メンテナンスツール

組織階層情報メンテナンスツール(以下「メンテナンスツール」と表示します)を使用する際の、操作方法について説明します。
コマンド操作については「組織階層情報メンテナンスツール(コマンド)」をご参照ください。

機能紹介

メンテナンスツールは、階層型アドレス帳に表示されるデータおよびサインインアカウント管理、AddressLook機能設定をGUIでメンテナンスできるアプリケーションです。
階層型アドレス帳情報はCSVインポート・エクスポート機能を用いて一括処理を行うことができます。
CSVインポート・エクスポートは、CUI(コマンド)でも処理可能です。
コマンド操作については、「組織階層情報メンテナンスツール(コマンド)」の「CSVに関する機能」をご参照ください。

主な機能

メンテナンスツールでは、以下の機能を使用できます。

  • 階層型アドレス帳データのメンテナンス
      ・部署の新規作成・移動・コピー・変更・削除
      ・アドレスの新規作成・移動・コピー・変更・削除
      ・カスタム項目名の変更
      ・カスタム項目のデータ一括削除
      ・表示項目数・並び順の変更
      ・アドレス情報の検索
  • 複数アドレス帳のメンテナンス
      ・アドレス帳の設定・新規作成・編集・削除
      ・利用グループの設定
      ・利用可能ユーザーの管理(CSVファイル形式のデータのインポート・エクスポート)
  • 利用グループのメンテナンス
      ・利用グループの新規作成・編集・削除
      ・利用可能なアドレス帳の管理
      ・利用可能ユーザーの管理
  • ユーザー情報のメンテナンス
  • CSVファイル形式の階層型アドレス帳データのインポート・エクスポート
  • CSVファイル形式の利用グループデータのインポート・エクスポート
  • (オンプレミス版のみ)高速版CSVインポート・エクスポート
  • AddressLook利用設定


準備

メンテナンスツールの導入準備について説明します。

システム条件・ネットワーク条件

メンテナンスツールの利用における、システム条件・ネットワーク条件につきましては、以下をご参照ください。
システム条件:AddressLook
ネットワーク条件:AddressLook

管理者アカウント

メンテナンスツールは以下のユーザーのみ使用することが可能です。

  • AddressLookで管理者権限を付与したユーザー
  • Microsoft 365のグローバル管理者もしくはExchange管理者権限を付与したユーザー

AddressLookで管理者権限を付与したユーザーの認証にはMicrosoft 365を使用しますので、Microsoft 365のアカウントをご用意ください。
※AddressLookで管理者権限を付与したユーザーにMicrosoft 365の管理者権限を付与する必要はありません。

導入

メンテナンスツールの導入(インストール)について説明します。

インストール

メンテナンスツールをインストールするには、以下の手順を実施します。

  1. メンテナンスツールインストール用のHABMaintenanceSetup.msiを実行します。
  2. ウィザードが起動するので、内容を確認し、「次へ」ボタンをクリックします。


  3. 「インストール フォルダーの選択」画面で、「参照」ボタンからプログラムファイルを展開するフォルダーを選択し、メンテナンスツールを使用できるユーザーの範囲を選択後、「次へ」ボタンをクリックします。


  4. 「インストールの確認」画面で、「次へ」ボタンをクリックし、インストールを開始します。


  5. ユーザーアクセス制御画面が表示されましたら、「はい」ボタンをクリックします。
  6. インストールが完了したことを確認し、「閉じる」ボタンをクリックします。


    ※メンテナンスツールのバージョンが1.2.0以上の場合、インストール完了後以下の手順を実施してください。
    メンテナンスツールのバージョン番号は、「ヘルプ」メニューの「バージョン情報」で確認することができます。
  7. ダウンロードした証明書ファイル「AddressLookConsoleCert.pfx」を任意のフォルダーに保存し、ファイルのパスをコピーします。


  8. インストール フォルダーを開き、以下3つのConfigファイルに対して証明書のパスを設定します。

    設定するConfigファイル:

    • HABAddressBookGroupImportToolNoConsole.exe.config
    • HABAddressBookOnOffChgToolNoConsole.exe.config
    • HABImportExPortToolNoConsole.exe.config

    それぞれのファイルの「key="ida:CertPath"」の「value」の値に、手順7でコピーした証明書ファイルのパスを設定してください。


メンテナンスツールの起動

スタートメニューの [HierarchicalAddressBook] に、「組織階層情報 メンテナンスツール」のショートカットが作成されます。
ショートカットを実行すると、メンテナンスツールが起動します。

初期設定

メンテナンスツールをご利用いただくには、以下の初期設定を行う必要があります。

  1. メンテナンスツールを起動します。
  2. 初回起動時は、オプション画面が表示されます。
    「サービスURL」を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
    サービスURL:
    ・https://www.addresslook.net/oauth


  3. サインインダイアログで、Microsoft 365 グローバル管理者アカウント(ユーザーID@ドメイン名)を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。


  4. パスワードを入力し、「サインイン」ボタンをクリックします。


  5. 初回設定が完了していない場合のみ、アクセス許可画面が表示されます。
    「承諾」ボタンをクリックし、アクセス許可を実施してください。


    Note

    メンテナンスツールには、Microsoft 365 グローバル管理者、Exchange管理者、もしくは、AddressLookで管理者権限を付与したユーザーのみログイン可能です。
    管理者権限のないユーザーは、ログインできません。


メンテナンスツールの使い方

メンテナンスツールの使い方について機能別に説明します。

部署に関する機能

部署(組織階層)の新規作成移動コピー変更削除を行うことができます。

新規作成

部署(組織階層)を新規作成します。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
    (初回起動時は、「デフォルト」アドレス帳のみ表示されます。)
  2. 任意の部署名を右クリックし、「新規作成」をクリックします。
    (初回起動時は、「階層型アドレス帳」タブに「階層型アドレス帳」のみ表示されます。)


  3. 「新規:部署」画面が表示されるので、以下の情報を入力します。

    項目 説明
    表示名* 新規作成する部署の表示名を入力します。(最大255文字)
    説明 部署の説明を入力します。(最大255文字)
    表示順 数値を入力します。(0~999999)
    同じ組織階層にある部署は、数値の大きい順に表示されます。
    数値が同じ場合は、表示名の文字コードの昇順に表示されます。

    *:必須入力項目

  4. 「OK」ボタンをクリックします。


    Note

    同じ組織階層内に同一の表示名は作成できません。
    組織階層が異なる場合には、同じ表示名でも作成可能です。
    (例)「営業部」を作成する場合、「東京本社¥営業部」と「東京本社¥管理本部¥営業部」であれば、組織階層が異なるため作成可能です。


移動

部署(組織階層)を異なる階層レベルに移動します。
部署内に含まれるアドレスも、併せて移動されます。
※アドレス帳を越えての移動はできません。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 移動したい部署名を右クリックし、「移動」をクリックします。


  3. 「移動:部署」画面が表示されるので、移動先の部署名を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

  4. 元の組織階層から部署が削除され、指定した組織階層内へ移動されます。
    また、ドラッグアンドドロップ操作でも、異なる組織階層への移動が可能です。

    Note

    移動先の組織階層内に同一の表示名が既に存在する場合、移動できません。
    組織階層が異なる場合には、同じ表示名でも移動可能です。
    (例)「営業部」を移動する場合、「東京本社¥営業部」から「東京本社¥管理本部¥営業部」でしたら、組織階層が異なるため移動可能です。


コピー

部署(組織階層)を異なる階層レベルにコピーします。
対象の部署内に含まれる部署・アドレスデータはコピーされません。
※アドレス帳を越えてのコピーはできません。
部署を含むアドレス帳をエクスポートし、移動先にインポートするか、移動先のアドレス帳で部署を新規作成してください。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. コピーしたい任意の部署名を右クリックし、「コピー」をクリックします。


  3. 「コピー:部署」画面が表示されるので、コピー先の階層組織を選択し、「OK」ボタンをクリックします。


  4. コピー先に指定した組織階層内に部署が作成されたことを確認します。
    また、[Ctrl]キーを押した状態で部署をドラッグアンドドロップすることでもコピー可能です。

    Note

    同じ組織階層にコピーする場合、部署名の末尾に「コピー」と表示されます。
    (例)「営業部 – コピー」


変更

部署(組織階層)のプロパティ情報を変更します。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 変更したい部署名を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。


  3. 「変更:部署」画面が表示されるので、必要な情報を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

    Note

    同じ組織階層内に同一の表示名が既に存在する場合、変更できません。
    組織階層が異なる場合には、同じ表示名に変更可能です。
    (例)「営業部」に変更する場合、「東京本社¥営業部」と「東京本社¥管理本部¥営業部」でしたら、組織階層が異なるため変更可能です。


削除

部署(組織階層)を削除します。
部署を削除すると、配下に所属する部署も併せて削除されます。
第一階層(ルート)の部署を削除する場合、含まれるアドレスデータはすべて削除されます。
第二階層以下の部署を削除する場合、含まれるアドレスデータは削除されず、すべて「未割当のアドレス」に移動されます。
※「未割当のアドレス」内のデータは、定期的に削除するようにしてください。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 削除対象の部署名を右クリックし、「削除」をクリックします。
    ※以下画像では、「大阪本社」が第一階層(ルート)にあたります。


  3. 削除確認メッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。


  4. 選択した部署が組織階層から削除されます。

    Note

    下位階層の数が30を超える部署の場合は、削除できません。
    下位階層の数が30以下になるよう、複数回に分けて削除してください。


アドレスに関する機能

アドレスの新規作成異動(移動)兼任(コピー)変更削除検索を行うことができます。

新規作成

アドレスを新規作成します。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. アドレスを作成したい部署を開き、アドレス表示欄の空白部分を右クリックし、「アドレス新規作成」をクリックします。


  3. 「新規:アドレス」画面が表示されるので、各項目に必要な情報を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
    ※アドレス帳の設定により、表示される項目数と項目名が変動します。

    項目 説明
    姓、名 姓、名を入力します。(各最大255文字)
    表示名* 表示名を入力します。(最大255文字)
    エイリアス メールエイリアスを入力します。(最大300文字)
    フリガナ(姓)、フリガナ(名)、フリガナ(表示名) 姓、名、表示名のフリガナを入力します。(各最大255文字)
    電子メールアドレス* 電子メールアドレスを入力します。(最大300文字)
    アドレスタイプ 種別を「グループ」、「ユーザー」、「連絡先」、「リソース」から選択します。
    種別により、AddressLookアドインに表示するアイコンの種類が変わります。
    市区町村、電話番号、役職、会社名、部署、事業所 市区町村、電話番号、役職、会社名、部署、事業所を入力します。(各最大255文字)
    表示順 数値を入力します。(0~999999)
    同じ部署内にあるアドレスは、数値の大きい順に表示されます。
    数値が同じ場合は、表示名の文字コードの昇順に表示されます。
    カスタム項目01~カスタム項目15 該当するデータを入力します。(各最大255文字)
    ※「有効」に設定されているカスタム項目のみ表示されます。
    ※カスタム項目の設定については、「項目名の設定」をご参照ください。

    *:必須入力項目



Note

同じ組織階層内に同一の表示名・メールアドレスは作成できません。
組織階層が異なる場合には、同じ表示名・メールアドレスでも作成可能です。
(例)表示名が「ユーザーA」であるユーザーを作成する場合、「東京本社¥営業部」と「東京本社¥管理本部¥営業部」であれば、組織階層が異なるため作成可能です。


異動(移動)

アドレスを所属部署から削除し、異なる部署へ移動します。
※アドレス帳を越えての移動はできません。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 移動対象のアドレスの表示名を右クリックし、「異動(移動)」をクリックします。


  3. 「移動:アドレス」画面が表示されるので、移動先の部署を選択し、「OK」ボタンをクリックします。


  4. 元の部署からアドレスが削除され、移動先に指定した部署内にアドレスが移動されたことを確認します。
    また、ドラッグアンドドロップ操作でも、アドレスを移動可能です。

    Note

    同じ組織階層内に同一の表示名・メールアドレスは移動できません。
    組織階層が異なる場合には、同じ表示名・メールアドレスでも移動可能です。


兼任(コピー)

アドレスを所属部署から異なる部署にコピーします。
※複数アドレス帳を越えてのコピーはできません。
アドレスを含むアドレス帳をエクスポートし、移動先にインポートするか、移動先のアドレス帳でアドレスを新規作成してください。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. コピー対象のアドレスを右クリックし、「兼任(コピー)」をクリックします。


  3. 「コピー:アドレス」画面が表示されるので、コピー先の部署を選択し、「OK」ボタンをクリックします。


  4. コピー先に指定した部署内にアドレスが作成されたことを確認します。
    また、[Ctrl]キーを押した状態でアドレスの表示名をドラッグアンドドロップ操作することでもコピー可能です。

    Note

    同じ組織階層内に同一の表示名・メールアドレスはコピーできません。
    組織階層が異なる場合には、同じ表示名・メールアドレスでもコピー可能です。


変更

アドレスのプロパティ情報を変更します。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 変更対象のアドレスを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。


  3. 「変更:アドレス」画面が表示されるので、各項目に必要な情報を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
    ※アドレス帳の設定により、表示される項目数と項目名が変動します。

    Note

    同じ組織階層内に同一の表示名・メールアドレスが既に存在する場合、変更できません。
    組織階層が異なる場合には、同じ表示名・メールアドレスに変更可能です。


削除

アドレスを削除します。
アドレスの削除には、2種類の方法があります。

  • この部署より削除
    アドレスを部署から削除します。
    部署から削除したアドレスは、「未割り当てのアドレス」に移動します。
    ※「未割当のアドレス」内のデータは定期的に削除するようにしてください。
  • 完全削除
    アドレス情報を全部署内から完全削除します。

・この部署より削除

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 削除対象のアドレスを右クリックし、「この部署より削除」をクリックします。


  3. 削除確認メッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。


  4. 対象のアドレスは部署内から削除され、「未割当のアドレス」に移動されます。

    Note

    アドレスの情報を削除する場合は、「完全削除」をご参照ください。


・完全削除

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 削除したいアドレスを右クリックし、「削除」をクリックします。


  3. 削除確認メッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。


  4. 対象のアドレスが部署内から完全削除され、「未割当のアドレス」にも表示されないことを確認してください。

検索

アドレスの検索を行います。
アドレスの検索には、2種類の方法があります。

  • フリー検索
    全部署内から、詳細情報に検索文字列を含むアドレスを抽出表示します。
    検索文字列に半角スペースまたは全角スペースを含む場合、複数の単語としてand検索を行います。
    ※複数の階層に所属(兼任)しているユーザーは、階層別に表示されます。
  • 詳細項目検索(高度な検索)
    検索対象となる詳細情報の項目を指定して、検索文字列を含むアドレスを抽出表示します。

・フリー検索

  1. 「検索」タブを開きます。
  2. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  3. テキストボックスに検索したい文字列を入力します。


  4. 入力した文字列と完全に一致するデータを検索したい場合は、「検索条件と完全に一致するものを検索する」のチェックをオンにします。
  5. 「検索」ボタンをクリックします。


  6. 検索条件に一致するアドレスが抽出されます。

    Note

    アドレス帳で非表示になっている項目の内容も検索対象に含まれます。


・詳細項目検索(高度な検索)

  1. 「検索」タブを開きます。
  2. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  3. 「詳細条件」ボタンをクリックし、「高度な検索」画面を開きます。


  4. 検索対象の項目に、検索条件となる文字列を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
    ※10項目まで同時に設定できます。


  5. 入力したすべての項目の文字列と完全に一致するデータを検索したい場合は、「検索条件と完全に一致するものを検索する」のチェックをオンにします。


  6. 「詳細条件が設定されています」というメッセージを確認し、「検索」ボタンをクリックします。


  7. 複数項目に一致するアドレスが抽出されます。

    Note

    アドレス帳で非表示になっている項目の内容も検索対象に含まれます。


CSVに関する機能

CSV形式のファイルからインポートやエクスポートを行うことで、部署およびアドレス情報の復元処理や手動での情報更新、削除、作成を行うことができます。
コマンド操作については、「組織階層情報メンテナンスツール(コマンド実行)」の「コマンド実行」をご参照ください。

アドレス帳CSV インポート

任意のアドレス帳を指定して、部署およびアドレス情報をCSV形式のファイルからインポートします。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 「ファイル」メニューから「CSVインポート」をクリックします。


  3. 「CSVインポート」画面で「参照」ボタンをクリックし、インポートするCSVファイルを選択します。
  4. 「インポートするファイル」に対象のファイルパスが表示されることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。
    ※ファイル内に[AddressBookCode]の指定がある場合、該当のアドレス帳にインポートします。
    指定がない場合、現在表示中のアドレス帳にインポートします。


  5. CSVインポートが完了したことを確認し、「閉じる」ボタンをクリックします。


    Note

    CSVファイルの処理でエラーになった場合は、該当の行数とエラー内容をエラーログに出力し、次の行から処理が続行されます。
    詳細については、「ログ出力」をご参照ください。


アドレス帳CSV エクスポート

複数アドレス帳に登録されている部署およびアドレス情報を、CSV形式のファイルにエクスポートします。

  1. 複数アドレス帳のプルダウンリストを開き、使用するアドレス帳を選択します。
  2. 「ファイル」メニューから「CSVエクスポート」をクリックします。


  3. 「CSVエクスポート」画面が開くので、各項目に必要な情報を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

    項目 説明
    CSVファイル出力先 CSVファイルをエクスポートする場所を指定します。
    「全てのアドレス帳データをエクスポート」チェックボックス チェックがオン:すべてのアドレス帳をエクスポートします。
            フォーマットに[AddressBookCode]列が出力されます。
    チェックがオフ:現在表示中のアドレス帳のデータのみエクスポートします。
            フォーマットに[AddressBookCode]列は出力されません。



  4. CSVエクスポートが完了したことを確認し、「閉じる」ボタンをクリックします。


    Note

    CSVファイルの処理でエラーになった場合は、該当の行数とエラー内容をエラーログに出力し、次の行から処理が続行されます。
    詳細については、「ログ出力」をご参照ください。


ログ出力

CSVインポート・エクスポートの実行結果に「失敗:○件」と表示された場合、以下のログファイルに詳細なエラーメッセージが出力されます。
※出力先は、コマンドラインの引数(/L)または設定ファイルより変更可能です。

  • 出力場所(メンテナンスツールより実行した場合)
    ※AppDataフォルダーは、既定の設定では隠しフォルダーとなっています。
    C:¥Users¥[User]¥AppData¥Roaming¥BBS.HierarchicalAddressBookMaintenanceTool¥CSVImportExport.log

  • エラーログ例
    「2行目 指定されたデータが存在しません。」
    更新対象のアドレスが存在しないため、エラーが発生しました。


    ※データの開始列のログは「0行目」と表示されます。以降は連番です。

カスタム項目に関する機能

アドレス帳ごとに、任意の名前に変更できるカスタム項目名の設定を行うことができます。
また、表示する項目数および表示順の設定データの削除も設定可能です。
※複数アドレス帳の操作については、「複数アドレス帳に関する機能」をご参照ください。

項目名の設定

カスタム項目名を設定するには、以下の手順を実施します。

  1. 「組織階層情報 アドレス帳設定」画面から、任意のアドレス帳の編集画面を開き、「カスタム項目の設定」タブを開きます。
  2. 利用する項目の「有効」のチェックをオンにして、「項目名」に任意の文字列を入力します。

    項目 説明
    有効 カスタム項目の有効・無効を設定します。
    「無効」(チェックがオフ)の場合、該当するカスタム属性は表示されず、検索の対象になりません。
    内部列名(UserItem01~15) カスタム項目の判別名です。
    システムで使用するため、名称を変更できません。
    CSVインポートを利用する場合、登録列を特定するために使用します。 
    項目名 カスタム項目の表示名を設定します。(最大25文字)
    複数のカスタム項目に同じ名前を設定可能です。
    各項目は、初期値として配置順に「カスタム属性01~カスタム属性15」が表示されます。
    テキストボックスを空の状態で設定すると、初期値を入力します。
    データ消去 カスタム項目に紐づく列のデータを一括削除します。
    項目が「有効」(チェックがオン)の場合、「データ消去」は使用できません。



  3. 「登録」ボタンをクリックすると、アドレス帳に設定が保存されます。

データ一括削除

カスタム項目内に登録されたデータを一括削除するには、以下の手順を実施します。
※他のアドレス帳の項目データには影響しません。

  1. 「組織階層情報アドレス帳設定」画面から、任意のアドレス帳の編集画面を開き、「カスタム項目の設定」タブを開きます。
  2. データを削除したい項目で、「データ消去」ボタンをクリックします。


  3. 削除確認メッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックし、項目に紐付く列のデータを一括削除します。
    「いいえ」ボタンをクリックすると、項目および登録データを消去せずにカスタム項目の設定画面に戻ります。


  4. 「キャンセル」ボタンをクリックして、カスタム項目の設定画面を閉じます。

アドレス帳の表示項目数と表示順

アドレス帳に表示する項目数および表示順を設定するには、以下の手順を実施します。

  1. 「組織階層情報アドレス帳設定」画面から、任意のアドレス帳の編集画面を開き、「アドレス帳項目設定」タブを開きます。


  2. 「項目一覧」欄から表示したい項目を選択し、ボタン選択で「表示項目」欄に移動します。
  3. 必要な項目を設定して、「登録」ボタンをクリックします。

    項目 説明
    項目一覧 アドレス帳に表示可能な項目名を一覧表示します。
    ※カスタム項目の設定が「有効」な項目名のみ表示されます。
     「無効」の項目名は表示されません。
    表示項目 アドレス帳に表示する項目を設定します。
    表示項目が0件の場合、登録できません。 



  4. 確認メッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。


  5. アドレス帳に設定が保存されます。

複数アドレス帳に関する機能

複数アドレス帳を使用することで、ひとつの階層情報だけでなく、複数の階層情報を管理できます。
アドレス帳ごとに、表示項目および利用可能ユーザーを設定できます。
複数アドレス帳の設定作成編集削除について説明します。
コマンド操作については、「組織階層情報メンテナンスツール(コマンド)」の「一括編集」をご参照ください。
※カスタム項目の設定方法については、「カスタム項目に関する機能」をご参照ください。

アドレス帳の設定

複数アドレス帳を設定するには、以下の手順を実施します。
初期状態では、「デフォルト」のアドレス帳のみ表示されます。

  1. 「管理」メニューを開き、「アドレス帳の設定」をクリックします。


  2. 「組織階層情報アドレス帳設定」画面が開くので、各アドレス帳を設定します。

    項目 説明
    コード アドレス帳の判別コードを表示します。(最大半角20文字)
    コマンド操作の際、登録先アドレス帳を特定するために参照します。 
    アドレス帳名 アドレス帳の名前を表示します。(最大70文字)
    表示順 アドレス帳の表示順を設定します。(0~999999)
    表示順の数値の大きいものから降順に表示されます。
    公開する 「公開」(チェックがオン):一般ユーザーに公開するアドレス帳です。
    「非公開」(チェックがオフ):一般ユーザーに公開しないアドレス帳です。
                  管理者権限を持つユーザーのみ閲覧可能です。
    ※コマンドから公開/非公開を切り替えることができます。
    コマンド操作については、「一括編集」をご参照ください。 
    利用ユーザー指定 「指定あり」(チェックがオン):特定のユーザーのみ利用可能なアドレス帳です。
                   管理者権限を持つユーザーも閲覧可能です。
    「指定なし」(チェックがオフ):全ユーザーが利用可能なアドレス帳です。
    利用グループ指定 「指定あり」(チェックがオン):特定のグループのみ利用可能なアドレス帳です。
                   管理者権限を持つユーザーも閲覧可能です。
    「指定なし」(チェックがオフ):全グループが利用可能なアドレス帳です。



新規作成

新しくアドレス帳を作成します。
各設定内容は、作成後に「変更」メニューから変更可能です。

  1. 「組織階層情報アドレス帳設定」画面を開き、「新規作成」ボタンをクリックします。


  2. アドレス帳設定画面の「利用ユーザーの指定」タブが開くので、各項目に必要な情報を入力します。

    項目 説明
    アドレス帳コード アドレス帳の判別コードを設定します。(最大半角20文字)
    半角英数で指定します。
    他のアドレス帳で使用中のコードは指定できません。
    アドレス帳名 ユーザーに表示するアドレス帳の名前を設定します。(最大70文字) 
    表示順 アドレス帳の表示順を設定します。(0~999999)
    表示順の数値の大きいものから降順に表示されます。
    表示順が同じアドレス帳がある場合、コードの値の昇順で表示されます。
    公開する 「公開」(チェックがオン):一般ユーザーに公開します。
    「非公開」(チェックがオフ):一般ユーザーに公開しません。(既定値)
    ※コマンドから公開/非公開を切り替えることができます。
    コマンド操作については、「一括編集」をご参照ください。 
    利用ユーザーを指定する 「指定あり」(チェックがオン):利用可能なユーザーのメールアドレスを指定可能です。
    「指定なし」(チェックがオフ):テキストボックスは編集できません。
    テキストボックスに利用ユーザーを複数指定する場合、メールアドレスの後に改行を入力してください。
    300文字以上のメールアドレスは指定できません。



  3. 利用可能なグループを指定する場合、「利用グループの指定」タブを選択し、利用するグループ名のチェックをオンにします。


  4. 「登録」ボタンをクリックします。
  5. 確認メッセージが表示されるので「はい」ボタンをクリックし、新しいアドレス帳を作成します。


編集

アドレス帳の内容を編集します。

  1. 「組織階層情報アドレス帳設定」画面から任意のアドレス帳を選択して、「編集」ボタンをクリックします。


  2. アドレス帳設定画面の「利用ユーザーの指定」タブが開くので、各項目に必要な情報を入力します。

    項目 説明
    アドレス帳コード アドレス帳の判別コードを設定します。(最大半角20文字)
    半角英数で指定します。
    他のアドレス帳で使用中のコードは指定できません。
    コマンド操作の際、登録先アドレス帳を特定するために参照します。
    アドレス帳名 ユーザーに表示するアドレス帳の名前を設定します。(最大70文字) 
    表示順 アドレス帳の表示順を設定します。(0~999999)
    表示順の数値の大きいものから降順に表示されます。
    表示順が同じアドレス帳がある場合、コードの値の昇順で表示されます。
    公開する 「公開」(チェックがオン):一般ユーザーに公開します。
    「非公開」(チェックがオフ):一般ユーザーに公開しません。(既定値)
    ※コマンドから公開/非公開を切り替えることができます。
    コマンド操作については、「一括編集」をご参照ください。 
    利用ユーザーを指定する 「指定あり」(チェックがオン):利用可能なユーザーのメールアドレスを指定可能です。
    「指定なし」(チェックがオフ):テキストボックスは編集できません。
    テキストボックスに利用ユーザーを複数指定する場合、メールアドレスの後に改行を入力してください。
    300文字以上のメールアドレスは指定できません。



  3. 利用可能なグループを指定する場合、「利用グループの指定」タブを選択して、利用するグループ名のチェックをオンにします。


  4. 「登録」ボタンをクリックします。
  5. 確認メッセージが表示されるので「はい」を選択して、アドレス帳の編集内容を登録します。


・ 利用ユーザー情報CSVインポート

各アドレス帳のログインユーザー情報をCSV形式のファイルからインポートします。

  1. 任意のアドレス帳の編集画面から「利用ユーザーの指定」タブを開きます。
  2. 「利用ユーザーを指定する」のチェックをオンにして、「CSVインポート」ボタンをクリックします。
    ※チェックがオフの場合、利用ユーザー情報を編集できません。


  3. 「CSVインポート」画面で「参照」ボタンからインポートするCSVファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。
  4. 「インポートするファイル」に対象のファイルパスが入力されることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

  5. 成功・失敗件数を確認し、「閉じる」ボタンをクリックします。


・ 利用ユーザー情報CSVエクスポート

アドレス帳に登録されているログインユーザー情報をCSV形式のファイルとしてエクスポートします。

  1. 任意のアドレス帳の編集画面から「利用ユーザーの指定」タブを開きます。
  2. 「利用ユーザーを指定する」のチェックをオンにして、「CSVエクスポート」ボタンをクリックします。
    ※チェックがオフの場合、利用ユーザー情報を編集できません。


  3. 「CSVエクスポート画面」で「参照」ボタンからCSVファイルのエクスポート先を指定します。
  4. 対象のファイルパスが入力されることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。


  5. 成功・失敗件数を確認して、「閉じる」ボタンをクリックします。


  6. 指定した場所にCSVファイルが作成されます。

削除

登録したアドレス帳を削除します。
※「デフォルト」のアドレス帳は削除できません。

  1. 「組織階層情報アドレス帳設定」画面から任意のアドレス帳を選択して、「削除」ボタンをクリックします。


  2. 削除確認メッセージが表示されるので「はい」ボタンをクリックし、アドレス帳を削除します。
    「いいえ」ボタンをクリックすると、アドレス帳を削除せず、アドレス帳設定画面に戻ります。


利用グループに関する機能

アドレス帳を利用可能なユーザーもしくはアドレス帳を利用しないユーザーをグループで管理することができます。
利用グループの設定作成編集削除について説明します。
コマンド操作については、「組織階層情報メンテナンスツール(コマンド)」の「コマンド実行」をご参照ください。
アドレス帳が公開されていない場合は、利用グループを設定してもアドレス帳は表示されません。
※管理者権限を持つユーザーは、アドレス帳の公開有無や利用ユーザー・利用グループの指定に関わらずすべてのアドレス帳が公開されます。

利用グループの設定

利用グループを設定するには、以下の手順を実施します。

  1. 「管理」メニューを開き、「利用グループの設定」をクリックします。


  2. 「組織階層情報利用グループ一覧」画面が開くので、各グループを設定します。

    項目 説明
    グループ名 グループの名前を表示します。 
    除外 「利用」(チェックがオフ):アドレス帳を利用するユーザーのグループです。
    「除外」(チェックがオン):アドレス帳を利用しないユーザーのグループです。
    ※除外グループと利用グループとで同じユーザーとアドレス帳が指定されていた場合、除外グループが優先され、アドレス帳は利用できません。



新規作成

新しく利用グループを作成します。
各設定内容は、作成後に「編集」メニューから変更可能です。

  1. 「組織階層情報利用グループ一覧」画面を開き、「新規作成」ボタンをクリックします。


  2. 利用グループ設定画面の「利用ユーザーの指定」タブが開くので、各項目に必要な情報を入力します。

    項目 説明
    グループ名 ユーザーに表示するグループの名前を設定します。(最大50文字)
    除外する 「利用」(チェックがオフ):指定されたアドレス帳をユーザーに公開します。
                 新規作成時の初期値は「利用」です。
    「除外」(チェックがオン):指定されたアドレス帳をユーザーに公開しません。 
    利用ユーザーの指定 グループに所属する利用可能なユーザーのメールアドレスを指定できます。
    テキストボックスに利用ユーザーを入力する場合、メールアドレスごとに改行してください。
    300文字以上のメールアドレスは指定できません。



  3. 利用可能なアドレス帳を指定する場合、「アドレス帳の指定」タブを選択し、利用するアドレス帳のチェックをオンにします。


  4. 「登録」ボタンをクリックします。
  5. 確認メッセージが表示されるので「はい」ボタンをクリックし、新しいグループを作成します。


編集

利用グループの設定を変更します。

  1. 「組織階層情報利用グループ一覧」画面から任意の利用グループを選択し、「編集」ボタンをクリックします。


  2. 利用グループ設定画面の「利用ユーザーの指定」タブが開くので、各項目に必要な情報を入力します。

    項目 説明
    グループ名 ユーザーに表示するグループの名前を設定します。(最大50文字)
    除外する 「利用」(チェックがオフ):指定されたアドレス帳をユーザーに公開します。
    「除外」(チェックがオン):指定されたアドレス帳をユーザーに公開しません。 
    利用ユーザーの指定 グループに所属する利用可能なユーザーのメールアドレスを指定可能です。
    テキストボックスに利用ユーザーを入力する場合、メールアドレスごとに改行してください。
    300文字以上のメールアドレスは指定できません。



  3. 利用可能なアドレス帳を指定する場合、「アドレス帳の指定」タブを選択し、利用するアドレス帳のチェックをオンにします。


  4. 「登録」をクリックします。
  5. 確認メッセージを表示されるので「はい」ボタンをクリックし、グループの設定を更新します。


一括編集

利用ユーザー情報をCSV形式のファイルから一括で編集できます。
コマンド操作については、「組織階層情報メンテナンスツール(コマンド実行)」の「利用グループに関する機能」をご参照ください。
※CSVインポート・エクスポートのCSVフォーマットについては、「CSVファイルフォーマット」をご参照ください。

・ 利用グループのユーザー情報CSVインポート

各利用グループのログインユーザー情報をCSV形式のファイルからインポートします。

  1. 任意の利用グループの編集画面から「利用ユーザーの指定」タブを開きます。
  2. 「CSVインポート」ボタンをクリックします。


  3. 「CSVインポート画面」で「参照」ボタンからインポートするCSVファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。
  4. 対象のファイルパスが入力されることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。


  5. 成功・失敗件数を確認し、「閉じる」ボタンをクリックします。


・ 利用グループのユーザー情報CSVエクスポート

利用グループに登録されているログインユーザー情報をCSV形式のファイルとしてエクスポートします。

  1. 任意の利用グループの編集画面から「利用ユーザーの指定」タブを開きます。
  2. 「CSVエクスポート」ボタンをクリックします。


  3. 「CSVエクスポート」画面で「参照」ボタンからCSVファイルのエクスポート先を設定し、「登録」ボタンをクリックします。
  4. 対象のファイルパスが入力されることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。


  5. 成功・失敗件数を確認して、「閉じる」ボタンをクリックします。
  6. 指定した場所にCSVファイルが作成されます。


削除

登録した利用グループを削除します。

  1. 「組織階層情報利用グループ一覧」画面から任意の利用グループを選択し、「削除」ボタンをクリックします。


  2. 削除確認メッセージが表示されるので「はい」ボタンをクリックし、利用グループを削除します。
    「いいえ」ボタンをクリックすると、利用グループを削除せず、利用グループ一覧画面に戻ります。


エラーログ出力

メンテナンスツールの動作中にエラーが発生した場合、以下のログファイルにエラーメッセージが出力されます。

利用ユーザー情報

ログインユーザー情報CSVインポート・エクスポート実行時のエラーを以下に出力します。

  • 出力場所(メンテナンスツールより実行した場合)
    ※AppDataフォルダーは、既定の設定では隠しフォルダーとなっています。
    C:¥Users¥[User]¥AppData¥Roaming¥BBS.HierarchicalAddressBookMaintenanceTool¥CSVImportExport.log

オプション

メンテナンスツールのサービス接続設定方法について説明します。

  1. メンテナンスツールの「ツール」メニューから「オプション」を選択します。


  2. オプション画面の「サービス設定」タブが開くので、各項目に必要な情報を入力します。


  3. プロキシサーバーを利用されている場合のみ、「プロキシ設定」タブより環境に合わせた設定を行う必要があります。
  4. 「OK」ボタンをクリックすると、各項目設定が保存・反映されます。


  5. サインインダイアログが表示された場合、管理者として登録済みの「ユーザーID」と「パスワード」を入力し、サインインします。




    Note

    メンテナンスツールには、Microsoft 365 グローバル管理者、Exchange管理者、もしくは、AddressLookで管理者権限を付与したユーザーのみログイン可能です。
    管理者権限のないユーザーは、ログインできません。


ユーザーメンテナンス

ログインユーザーID(認証情報)の登録修正削除有効化/無効化、を実行することができます。
製品管理サイトからも同様に設定できます。
詳細は「ログインユーザー設定」をご参照ください。

※フォーム認証モードをご利用されている場合、メンテナンスツールを使用するユーザーIDは、管理者として登録する必要があります。
また、利用制限するユーザーIDは個別に無効設定を登録する必要があります。

起動

ユーザーメンテナンス画面を起動します。

  1. メンテナンスツールの「管理」メニューから「ユーザーメンテナンス」を選択します。


  2. 「組織階層情報ユーザーメンテナンス」画面が開きます。
    初期状態ではサービス管理者のみ表示されます。
    ※フォーム認証モードをご利用されている場合、サービス管理者は削除しないでください。


登録

新しいユーザーIDを登録します。

  1. 「組織階層情報ユーザーメンテナンス」画面から、「登録」をクリックします。


  2. 「新しいユーザー」画面が開くので、各項目に必要な情報を入力します。

    項目 説明
    ユーザーID ユーザーのID(電子メールアドレス)を入力します。(最大半角100文字)
    管理者として登録する メンテナンスツールを実行するユーザーIDのみチェックをオンにします。
    管理者ではないユーザーIDは、メンテナンスツールにログインできません。 
    有効期限 ユーザーIDの有効期限を入力します。
    期限を超過したユーザーIDはどのサービスにもログインできません。
    利用許可 サービスを利用可能なユーザーIDは、チェックをオンにします。
    チェックがオフのユーザーIDは、サービスを利用できません。



    3. 「作成」ボタンをクリックし、ユーザーIDを登録します。

修正

ユーザーIDのプロパティを更新します。

  1. 「組織階層情報ユーザーメンテナンス」画面から、任意のユーザーIDを右クリックし、「修正」をクリックします。


  2. 「プロパティ」画面が開くので、各項目に必要な情報を入力します。
    ※認証方式により、表示される設定項目が異なります。

    項目 説明
    管理者として登録する メンテナンスツールを実行するユーザーIDのみチェックをオンにします。
    管理者ではないユーザーIDは、メンテナンスツールにログインできません。 
    有効期限 ユーザーIDの有効期限を入力します。
    期限を超過したユーザーIDはどのサービスにもログインできません。
    有効 サービスを利用可能なユーザーIDは、チェックをオンにします。
    チェックがオフのユーザーIDは、サービスを利用できません。



  3. 「OK」ボタンをクリックし、ユーザーIDのプロパティを更新します。

削除

ユーザーIDを削除します。

  1. 「組織階層情報ユーザーメンテナンス」画面から、任意のユーザーIDを右クリックし、「削除」をクリックします。
    「いいえ」ボタンをクリックすると、ユーザーIDを削除せず ユーザーメンテナンス画面に戻ります。

  2. 削除確認メッセージが表示されるので「はい」ボタンをクリックし、ユーザーIDを削除します。


有効化/無効化

任意のユーザーIDのログインを制限(無効化)します。
無効化されたユーザーIDでは、どのサービスにもログインできません。

  1. 「組織階層情報ユーザーメンテナンス」画面を開きます。
  2. 任意のユーザーIDを右クリックし、「有効/無効」をクリックします。


  3. 「ユーザーメンテナンス:ロック」画面が開くので「はい」ボタンをクリックし、ユーザーIDの有効/無効を切り替えます。


アンインストール

メンテナンスツールのアンインストールの手順について説明します。

  1. コントロールパネルを開き、「プログラムのアンインストール」もしくは「プログラムと機能」を開きます。
  2. インストールされたプログラムの一覧から「組織階層情報メンテナンスツール」を右クリックし、「アンインストール」をクリックします。


  3. アンインストール確認メッセージが表示されるので、「はい」ボタンを選択します。


  4. 組織階層情報メンテナンスツールのアンインストールが完了したことを確認し、コントロールパネル画面を閉じます。

Appendix

入力可能文字数一覧

設定箇所項目名入力可能文字数入力可能文字種 補足
部署編集画面表示名最大255文字-
説明最大255文字-
表示順(0~999999)-半角数字
アドレス編集画面姓、名、姓(フリガナ)、名(フリガナ)、表示名(フリガナ)各最大255文字ひらがな、カタカナ(全/半)、漢字、英数字(全/半)
エイリアス最大300文字-
表示名最大255文字-
電子メールアドレス最大300文字半角英数字、記号
市区町村、電話、役職、会社名、部署、事業所最大255文字-
カスタム項目(項目1~項目15)最大255文字-
表示順(0~999999)-半角数字
カスタム項目の設定項目名最大25文字-
アドレス帳の設定アドレス帳コード最大半角20文字半角英数字
アドレス帳名最大70文字-
ユーザーメンテナンスユーザーID(電子メールアドレス)最大半角100文字半角英数字、記号
利用グループの設定グループ名最大50文字-