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AddressLook Online

AddressLook Onlineの導入に必要な設定について説明します。
※本ガイドは、サーバー「www.addresslook.net」ご利用時の導入方法について記載しています。

認証方法

AddressLook Onlineでは、フォーム認証 / フェデレーション認証(ADFS認証・SAML認証)をご利用いただけます。

AddressLook Premiumでは、OutlookやOutlook on the webを利用するユーザーのドメインが、利用ドメインとして登録されていればご利用いただけます。

利用方法 概要
ADFS認証 AddressLook OnlineはADFS認証に対応しています。
自社にADFSサーバーおよびADFSプロキシサーバーを構築すると、自社内のWindowsドメインで認証した情報でAddressLook Onlineをご利用いただけます。
ADFSサーバーへの追加設定情報については、「フェデレーション設定」をご参照ください。
※ADFS環境の構築方法については、Microsoft社の公開情報などをご参照ください。
SAML認証 AddressLook OnlineはSAML認証に対応しています。
Microsoft Entra認証またはHENNGE Oneに用意したSAML認証情報で、AddressLook Onlineをご利用いただけます。
設定方法の詳細については、「フェデレーション設定」をご参照ください。
※SAML認証の準備方法については、各製品ベンダーにお問い合わせください。

製品管理サイトの設定

AddressLook Premium / ブラウザ版の導入に必要な製品管理サイトの設定について説明します。

ドメイン設定

AddressLookを利用するユーザーのドメインを設定します。
ドメインを追加すると、ドメイン配下のユーザーがAddressLookをご利用いただけるようになります。

Note

本ガイドでは、2023年5月17日にリリースした新しい製品管理サイトを使用した手順について記載しています。
新しい製品管理サイトの導入とその他の手順につきましては、「製品管理サイト」をご参照ください。
また、製品管理サイト(Classic版)をご利用の場合は「製品管理サイト 管理者ガイド」をご参照ください。


ドメインの新規作成

  1. グローバル管理者アカウントで、製品管理サイトにアクセスします。
    https://portal.bbsonlineservices.net/oauth
  2. アカウントの管理メニューから、「Federation Setting」をクリックします。


  3. 「新規作成」をクリックします。
  4. Federation Settingの新規作成画面で、各項目を入力します。

    項目 概要
    Domain Name 使用するドメイン名を、完全修飾ドメイン名(FQDN)で入力します。

    例:example.co.jp、example.onmicrosoft.com
    ADFSサーバー(FQDN) ADFS認証を使用する場合、ADFSホストアドレスを入力します。
    Required Claim Type 要求の種類を入力します。
    「upn」固定です。
    Net BIOS Domain 「Domain Name」に入力したドメイン名から、1つ目のピリオドより前の値を入力します。

    例:「Domain Name」がexample.co.jpの場合、example
    Federation Type 使用する認証サーバーのタイプを選択します。
    既定では「利用しない」が選択されています。
    • 利用しない
    • ADFS認証
    • SAML認証
    Login Url SAML認証を利用する際に設定する旧設定項目です。
    AzureポータルやHENNGE Oneにサインインするためのエンドポイントを入力します。
    Issuer SAML認証を利用する際に設定する旧設定項目です。
    AddressLookのURLを入力します。
    https://www.addresslook.net/SAML
    IsCertificate SAML認証を利用する際に設定する旧設定項目です。
    トークン署名を設定する場合、有効に設定します。
    既定では無効に設定されています。
    Certificate SAML認証を利用する際に設定する旧設定項目です。
    「IsCertificate」を有効にした場合に入力できます。
    受信したトークンで利用されている署名のBase64でエンコードされた文字列を入力します。
    Attribute SAML認証を利用する際に設定する旧設定項目です。
    受信したトークンから取得するUPNの属性名を入力します。
    IsEnableB2C ADFS認証またはSAML認証を利用する場合、有効にします。
    既定では有効に設定されています。
  5. 「更新」ボタンをクリックすると、設定を保存します。
    「キャンセル」ボタンをクリックすると、編集内容を破棄してFederation Setting一覧画面に戻ります。


※登録情報を編集する場合は「編集」、削除する場合は「削除」を選択します。

クライアント導入設定

AddressLook Premiumの導入およびブラウザ版の設定について説明します。
※各クライアントの利用方法については、「AddressLook 利用者ガイド」をご参照ください。

AddressLook Premium

AddressLook Premiumアドインを追加する手順について説明します。
クライアントへのアドインの配布やインストールは不要です。

アドインの追加

  1. Microsoft 365ポータルに管理者アカウントでサインインし、Microsoft 365管理センターを開きます。
    https://admin.microsoft.com/

  2. 「設定」メニューから、「統合アプリ」をクリックします。

  3. 統合アプリ画面内の「Add-ins」をクリックします。


  4. 「+アドインの展開」をクリックし、新しいアドインの展開画面で「次へ」をクリックします。


  5. 「カスタムアプリをアップロード」をクリックします。


  6. 「マニフェストファイルのURLがわかります」を選択し、下記URLを入力して「アップロード」をクリックします。
    https://www.addresslook.net/app/AddressLookPremium.xml
    ※入力欄の先頭に https:// が記載されていますが、https:// から入力してください。


  7. 以下の設定を行い、「展開」をクリックします。


    項目 概要
    ユーザーの割り当て AddressLook Premiumの利用範囲に合わせて選択します。
    展開方法 AddressLook Premiumの展開方法を選択します。
    「固定 (既定)」を選択してください。
  8. 「アドインが展開されました。」のメッセージを確認し、「閉じる」をクリックします。

  9. アドイン一覧にAddressLook Premiumが追加されたことを確認します。
    ※アドインが表示されるまでに、数時間のタイムラグが発生することがあります。


アドインの設定変更

  1. Microsoft 365ポータルに管理者アカウントでサインインし、Microsoft 365管理センターを開きます。
    https://admin.microsoft.com/

  2. 「設定」メニューから、「統合アプリ」をクリックします。

  3. 統合アプリ画面内の「Add-ins」をクリックします。


  4. アドイン一覧から、AddressLook Premiumを選択します。
  5. AddressLook Premiumの編集画面で設定を行い、「保存」ボタンをクリックします。


    項目 概要
    展開方法 AddressLook Premiumアドインの展開方法を選択します。
    • 固定(既定):
      対象ユーザーに自動的に展開したAddressLook Premiumアドインを、ユーザー個人の操作で削除できなくなります。
    • 利用可能:
      既定で無効にしたAddressLook Premiumアドインを、ユーザー個人の操作でインストールできるようになります。
    • 省略可能:
      対象ユーザーに自動的に展開したAddressLook Premiumアドインを、ユーザー個人の操作で削除できるようになります。
    状態 AddressLook Premiumの有効 / 無効を切り替えることができます。
    有効に設定してください。
  6. 「正常に更新されました」というメッセージが表示され、AddressLook Premiumの編集画面で設定が反映されていることを確認します。

アドインの削除

  1. Microsoft 365ポータルに管理者アカウントでサインインし、Microsoft 365管理センターを開きます。
    https://admin.microsoft.com/

  2. 「設定」メニューから、「統合アプリ」をクリックします。

  3. 統合アプリ画面内の「Add-ins」をクリックします。


  4. アドイン一覧から、AddressLook Premiumを選択します。

  5. AddressLook Premiumの編集画面で、「アドインの削除」をクリックします。


ブラウザ版

AddressLook ブラウザ版の設定方法について説明します。
AddressLook ブラウザ版は、Edge / Firefox / Chromeからご利用いただけます。
クライアントへのモジュールのインストールは不要です。
ソフトウェア要件」をご参照の上、クライアントPCがソフトウェア要件を満たしていることをご確認ください。

  1. Webブラウザを起動し、AddressLook ブラウザのURLにアクセスします。
    https://www.addresslook.net/



  2. 各認証方式に合わせた必要情報を入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。

    認証方式 手順
    フォーム認証 1. 認証方式で「フォーム認証」を選択します。
    2. アカウント名 / パスワードを入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
    3. 認証情報を保持したい場合は、「ログイン状態を保持する」を有効にすると、次回以降のアクセスでログイン画面が表示されません。
    アドインの認証情報の保持期間を超過すると、AddressLookに記録した認証情報がクリアされます。
    クリアされた場合、再度認証情報を入力してください。
    認証情報の保持期間は、製品管理サイトより設定可能です。
    設定方法につきましては、「製品管理サイト 管理者ガイド」をご参照ください。
    アカウント情報の変更やサーバー接続失敗などの原因で認証に失敗した場合も、AddressLookは認証情報をクリアします。
    ADFS認証 1. 認証方式で「フェデレーション認証」を選択します。
    2. アカウント名を入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
    • ADFSプロキシを経由しない場合:
      Windowsセキュリティ画面が表示された場合のみ、ドメインのユーザーID / パスワードを入力してログインします。
      Windowsセキュリティ画面が表示されない場合は、自動的にログインが実行されます。


    • ADFSを経由する場合:
      サインイン画面でドメインのユーザー / パスワードを入力し、「サインイン」ボタンをクリックします。


    ※認証の保持期間を超過すると、AddressLookに記録した認証情報がクリアされます。
    クリアされた場合、再度認証情報を入力してください。
    ※ログインアカウントには、管理者アカウントと利用者アカウントが存在します。
    SAML認証
    • Azureポータルを利用する場合:
      1. 認証方式で「フェデレーション認証」を選択します。
      2. アカウント名を入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
      3. 認証ダイアログに ユーザーID / パスワードを入力して、「サインイン」ボタンをクリックします。


    • HENNGE Oneを利用する場合:
      1. 認証方式で「フェデレーション認証」を選択します。
      2. アカウント名を入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
      3. 認証ダイアログに ユーザーID / パスワードを入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。